小さかったころの記憶のいちばん古いものは、4才の記憶である。
友達数人と一緒に遊んでいた時に、たまたま来客があって、その人から「何歳かな?」と聞かれて、みんなで、3才と指を折って3を作り答えた記憶がある。
鮮明に覚えている、自分は親指と人差し指とを折って3を示したが、
ほかの友達らは、親指と小指を折って示していた。
当然まだシンメトリーという言葉は知らないが、カッコイイと思った。
子供の頃、なぜか対称系に憧れていた、アルファベットのAの文字が好きで、Aの文字のシルエットの飛行機の絵をたくさん書いていた。名前もAゴー(号)と名付けていた。数年前に実家でその絵が一枚だけ写真のアルバムの間に挟まっていた、太いマジックペンで縁取った三角形、ステンドグラスみたいに黒ペンでタイル状に分けて、赤青黄色の色が塗られている、そんな素晴らしい絵である。
また、よくよく思い返すと、平仮名の「し」「ま」のハネや曲りの左右をよく間違えた、こんな感じです。(シンメトリーが好きな理由は、対称形であれば、左右が間違うことは無い・・・、ってことはないよなぁ)
幼稚園の年長または小学校低学年頃、竹馬(プラスチック製のカラー竹馬、当時かなり流行っていた)を買ってもらった、大きく名前を平仮名で書いた、間違えないように、注意しながらマジックで書いたが、案の定、右左を間違えた。恥ずかしく暫くは使わなかった、何年後かに、紙ヤスリで表面を削り不思議な平仮名を消した、それだけでよかったのだ、消せばいい間違えは…。
さて、前段の話、来客、お客さんから年を訊かれ返答したのだが、母親から、「なに言ってるの4才でしょ!」といわれた。
あれあれと思った、同い年ではなかったのか友達らとは…。4月生まれだから同じ学年でも自分だけ少し早く年をとるだけのことだったのだが…、(-_-;) 少し仲間はずれ感もあったしね〜。みんなと違うことに違和感、そして自分の年齢を間違えたことに恥ずかしく感じた。
とにかく、幼稚園頃から不思議と図やカタチにこだわりがあった、それもカッコイイとか言うレベルのものです、病的なこだわりではない。
追記
もし病的にまでのこだわりであれば、美術系に進んで、おそらく今頃は芸術家、または中学校の美術の先生とかになっていたかもしれない。(ただ根底に実用的なもの使えるもがいいかななど思って、建築の大学に、その辺りはまた別に…。)こだわりの程もあるがやはり自分に自信がなかったのでしょう、
ストレスなく、素直にカッコいいと思うこと、そんな感じの感覚がモチベーションや仕事処理のキッカケにしていく、そんなことが、対応の糸口になると思う。それと、やはり自分に自信を持つこと、自分を主張する自信があること、そんなことが必要なのでしょう。少し話題がそれてますが(^^;